情報システムのパラダイム転換
ノーランの理論からも推察されるように、日本の企業における情報システムの発展度合はまだまだ道半ばです。
現状の混沌とした状況を抜け出し、SISのような新たなパラダイムを求めなければ、ますます混沌の淵へと追いやられてしまうでしょう。
東洋経済が91年初めに主要企業300社を対象に調査したところ、SISを「現在運用中」とした企業は10.3%あり、2年前の調査の7.2%よりも確実に増加しています。
同様に「開発中」も6.0%から13.1%へと増加。
日本でもSIS構築の機運は盛り上がっています。
逆に「検討中」は31.・8%から27.2%へ、「今後検討する」は50.2%から41.6%へと減っています。
つまり、4社に1社はSISを運用または開発中で、SISに積極的に取り組んでいることになります。
半面、検討中と今後検討が減ったことは、新しい情報システムの模索がまだまだ続き、そのまま取り残されてしまうニ分化の方向へ向かっているのかもしれません。