情報システムのパラダイム転換 3
同調査によると、SISに限らず現在構築中のプロジェクトでは、生産・在庫管理システムや営業支援システム、経理・財務管理システムなどと、やはり従来の情報化の延長戦に沿ったものが多いです。
しかし、今後計画中の情報システムでは、経営者支援システムや既存システムの統合、ネットワークの統合、CIMといったものが増え、営業支援は引き続き多いのです。
逆に生産・在庫管理や経理・財務管理、受発注システムが減っています。
つまり、企業情報システムの在り方、管理的なものや受発注のような効率促進を狙いとしたものから、経営者支援、営業支援といった前向きの意思決定を支援する戦略性の高いものの開発。
また、従来からのシステムの統合による整理の方向へと、向かっているのです。
SISという用語が生まれたのは、85年ころのことでしたが、現実にはSISの概念を先取りして、情報システムを進化させてきた先進的な企業がありました。
むしろ、理論は現実を後追いして純化されたとも言えるでしょう。