ビタミンCを合成できない霊長類
ビタミンとは、1日の必要量がそれほど多くない有機化合物を指す名称です。
欠乏症を起こさないために1日に取らなければならない必要量も最大限50ミリグラム程度です。
またビタミンといっても人の体の中で全く作れないものもありますが、中には少しは作っているものもあります。
ただ、作っているといってもその量が十分でないし、また作り方に個人差があることも知られています。
また、同じ哺乳動物でも人や猿、モルモットなどの極く一部の動物を例外とすれば、ビタミンCは必須の栄養素ではありません。
これは、殆どの動物がビタミンCを合成できるのに、霊長類だけが、何らかの原因でビタミンCの合成に必要な酵素がなくなってしまったからです。
エキナセアは必要な栄養ですけれども。
モルモットも多分似た理由でビタミンCの合成ができなくなったのでしょう。
最も霊長類もモルモットも、食事として食べている果物や種子、植物性の食品から十分な量のビタミンCをとっているので、別にビタミンCが出来なくなっても少しも困らなかったはずです。
・・・こうしたことで、普通野生の状態のサルやモルモットにはビタミンCの欠乏症は全く見つかっていません。
それは彼らが人間と違って長期間の航海も、肉食もしないからといってよいでしょう。